はしか(麻疹)とは

はしか(麻疹)は麻疹ウイルスに感染することで発症する病気です。

はしか(麻疹)は非常に感染力が強いことが特徴です。
はしか(麻疹)は発症すると重症になりやすい病気です。

はしか(麻疹)は抵抗力の弱い赤ちゃんや老人、他の病気にかかっている人など死亡することもあります。

麻疹ウイルスに感染し症状があらわれるまでの期間は約10〜14日間です。
麻疹ウイルスはくしゃみや咳などでウイルスが飛び散り、感染します、これを飛沫感染といいます。

はしか(麻疹)は一般的に2〜6歳の小児に多くみられますが、今年は大人(大学生)の間で流行り、休講している大学も多数あります。

はしか(麻疹)は風邪の症状に似て始まりますが、感染しないように熱が下がってからも3日間は外出をしないようにして下さい。

はしかの流行がとまりません

はしかの影響で休講となったのは、今日まで出21校。
中央大学の学生が利用する事の多い多摩モノレールも運行を中止と、
はしかの猛威はいつおさまるのでしょうか。

 法政大(東京都千代田区)は26日、市ケ谷キャンパスで学生14人にはしか(麻疹=ましん)の発症を確認したため、27日から6月3日までの間、同キャンパスの学部・大学院を休講にすると発表した。同大は多摩キャンパス(町田市)も25日から休講にしている。
 共立薬科大(港区)も26日、学生2人にはしかの発症が確認されたため、同日から6月4日まで全授業を休講にしたと発表した。
 大阪体育大学(大阪府熊取町)は男女2人の感染を確認、はしかの集団感染を予防するため、27日から6月3日まで休講。
  慶応義塾大学(東京都港区)は26日、学生34人がはしかに感染したとして、同日午後から6月1日まで休講すると発表した。三田(同)、日吉(横浜市港北区)など4キャンパスで休講し、対象学生は約3万2000人。
 東京大本郷キャンパス(東京都文京区)で26日始まった大学祭「五月祭」では、はしかウイルス感染の可能性がある人の入場制限を実施した。祭りの実行委員会は「感染拡大防止のため、やむを得ない策」と説明する。

はしかの予防接種をしているかどうかは、母子手帳をみればわかります。
はしかの予防接種をしているかどうかがわからない人は、お母さんに聞いてみるとよいですね。

はしか 症状 大人

はしか(麻疹)の症状について、大人も子供も特に違う点はありませんが、大人は風邪と勘違いしてしまう傾向があります。

はしか(麻疹)にかかると、まず、38℃前後の熱やせき、鼻水、結膜炎による充血や目やになどが出てきます。数日後、頬の内側に白い斑点ができ、12日たつと、頭部から全身へと赤い発疹が広がっていきます。発疹は、皮膚から盛り上がって複数がくっついた形になるのが特徴。

はしか(麻疹)の治療では、麻しんウイルスを直接殺す薬はないため、解熱薬などによるいわゆる“対症療法”が中心となります。1週間程度で治ることがほとんどだが、約1000人に1人の割合で脳炎を合併し、その場合、15%が死亡するような病気なのです。

■はしか(麻疹)の症状
 はしか(麻疹)の潜伏期は10〜12日。
 はしか(麻疹)の伝染期間は発疹4日前から出現後5日後で、強い感染力を持つ。
 症状は?カタル期 ?発疹期 ?回復期に分けられる。

?カタル期:10〜12日の潜伏期の後に38〜39℃台の発熱、咳(乾いた咳が特徴)鼻汁、くしゃみ、結膜充血、目脂。
発熱3〜4日目に頬の内側の粘膜にコプリック斑と呼ばれる赤みを伴った白い小斑点が出現するのが特徴。

?発疹期:発症後3〜4日にいったん解熱し再び高熱が出現し持続する。カタル期の症状が更に強くなり、発疹が耳の後ろから始まり、顔や首に広がり体や手足の順番で出現します。

?回復期:熱は下降し、発疹は出現したのと同じ順序で消えていきます。発疹の跡には銅褐色の色素沈着が残りますが、やがてこれも消えます。

 大人でもこういったはしかの症状は同じなのです。
はしかは高熱やひどいせきに加え、肺炎や肝機能障害を来して、1週間近くもの入院が必要になったりします。特に注意の必要な妊娠中の女性では、早産や流産に至った例も報告されていますので、感染しないよう気をつけます。

 大人でおちいりやすいのが、かぜと勘違いして対処が遅れることです。また、はしかだと診断が付きにくいという問題もあります。
小児科ではない内科の医師では、風邪にも似た高熱やせきといった症状から、はしかと診断するのは難しいのです。また、発熱の数日後に発疹が出るため、発疹をはしかとは思わずに、その間に飲んだ市販薬が原因だなどと思いこんでしまう人もいるとみられています。

はしかが大人に増えている

はしか(麻しん)は、ウイルスの感染によって起こる小児期の代表的な感染症の1つなのですが、
はしか(麻しん)は、これまで大人がかかるケースあまりありませんでした。ところが最近、はしかにかかった成人患者の報告例が増えているとして、注目されています。

はしか(麻しん)は大人がかかると重症化することが多いといわれている点も見逃せません。
はしか(麻しん)はウイルスが体の免疫系の中心となるリンパ球などで主に増殖するため、一時的な免疫不全とも言える状態になってしまうことが怖いのです。これが理由で、肺炎や脳炎のような重い合併症を起こすことがあります。
はしかによる死亡の大きな原因ともなっています。麻痺など、神経系に重い後遺症が残ることもあるのです。

はしか(麻しん)は日本でも50年前には、子どもを中心に毎年数千人規模の死亡者が出ていました。今でも、毎年数十人もの子どもが、重い合併症を起こして死亡しているほど怖い感染症なのです。

はしかの報告数は1歳児が最も多く、1万5000人以上。
はしかの1519歳の患者も2000人以上。
はしかの20歳以上の患者も1500人を超えています。

はしかは乳幼児のみがかかる病気とは、いいきれない状態なのです。

はしか 症状 子供

はしかの症状は子供も大人も同じようです。
大人は怖い、重くなりやすいとよく言われますが、小児科でなく
内科にかかるので、かぜとの区別がつきにくいという理由があります。

はしか(麻疹)の原因はウイルスですが、麻疹ウイルスを退治する薬はありません。自然に治るのを待つことになります。
子供では、辛い症状が続いたり、体力を消耗したり可愛そうですが、
重症な合併症のない限り、自宅療養となります。症状を抑える薬を使うこともあります。

■はしか(麻疹)の家庭でのケアのポイント

はしか(麻疹)は高熱が続きますから、安静にして水分補給を欠かさないようにしましょう。また、消化が良くて食べやすいものを与えましょう。熱のある間は入浴を避け、体力を使わせないように。もちろん幼稚園・学校には行けません。熱が下がってから、3日経つまでは休ませます

■はしか(麻疹)の合併症・注意点
はしか(麻疹)にかかると、高熱が出て体力を消耗します。そのため肺炎・気管支炎・脳炎といった合併症が起きることがあります。重症の場合、後遺症が残ったり、まれですが命に関わることもあります。

「頭が痛い」と言ったり、何度も吐いたりと言った症状があるときは、脳炎の可能性もあります。また、息が苦しそうにしているときは肺炎の可能性がありますから、いずれの場合も急いで病院へ行ってください。水分がとれないときも、脱水になりますので病院に行きましょう。

はしか(麻疹)の予防接種ができるのは1歳になってからです。

おとなのはしかとワクチン

大人のはしかが増加した原因として、考えられる事はワクチン接種の普及にもありそうです。幼児期の予防接種が普及した結果、感染する事が少なくなり、ウイルスに接する機会が減ったことが指摘されています。

 はしかのワクチンは、接種により免疫を得た後、徐々にその効力が落ちていきます。これまでは、はしかの自然な周囲での流行によってはしかのウイルスに何度か接する機会があり、その度に免疫が強化されてきました。しかし、はしかの流行が少なくなった結果、現在、はしかの予防接種の効果は、接種後10年程度しか期待できなくなっているようです。したがって、はしかの予防接種の効果が薄れてくる年代にはしかが流行しているともいえるのではないでしょうか。

風邪のような症状であっても、はしかを疑ってみる事を忘れないようにしましょう。

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